
私たち『FRANJA』(フランジャ)は今から11年前の2000年12月15日に創刊し、お蔭さまで昨年10月に創刊10周年を迎えました。
創刊に際し、雑誌名は、私たちの取材対象でもある“フランチャイズ”(FRANCHISE)そして、“ジャパン”(JAPAN)の言葉を参考にして、“FRAN”と“JA”の文字で造語したものです。「フランチャイズでジャーナリズム」を成立させて、産業界を引っ張らなければ、という強い思いから生まれたのです。
そして、社名はトーチ出版としました。トーチは英語の“Torch”です。その意味は松明(たいまつ)あるいは光明と訳されます。つまりは“光”なのです。また、一隅を照らすという意味から転じて道標(みちしるべ)、後世に伝えるという使われ方もします。
「トーチ出版」そして「フランジャ」には、日本のフランチャイズ産業に希望の光を灯し、その灯火を絶やすことなく正しく後世に伝え、希望の光に満ち溢れたフランチャイズ産業の未来を実現しようという切なる願いが込められているのです。
その願いは、当然のことですが『FRANJA』(フランジャ)の編集理念に反映されずにはおきません。私たちはフランチャイズジャーナリズムの確立を目指して、編集方針として是々非々、公正中立の立場を貫き、フランチャイズを阻害するもの対しては警鐘を鳴らしながら客観的報道に徹してきました。そして今、真っ当で健全なフランチャイズの発展のために、という創業の思い、理念は何ら変化していませんし、将来にわたっても、より以上に寄与、貢献しようと考えています。
創刊時に比較して、フランチャイズ産業界は一大マーケットになり、少しずつですが確実に整備されつつあります。しかし、残念ながら、今なお、その実態は玉石混交であると言わなくてはなりません。最近ではインターネットを活用したフランチャイズサイトにおいてアフィリエイトビジネスが横行しております。私たちはそれらのビジネスを否定するわけではありませんが、本来の加盟店募集のあり方なのかどうか疑問に感じております。
今回、フランチャイズのポータルサイトを目指して、FRANJAのWEBサイトを抜本的に再構築したのも、こうした状況に一石を投じる必要があると感じたからにほかなりません。
それと同時に、FRANJA本誌も全面的な誌面刷新を実施しました。多くの新連載を企画したほか雑誌の体裁も変更し、より読みやすく分かりやすくして、保存性が高い雑誌になっていると自負しております。一度お読みいただけると幸いです。
私たちの前にどういう道が続こうとも、私たちの使命に“終焉”という文字はなく、これからもフランチャイズの未来を信じ、一歩、二歩と前に進みます。





