エディブルフラワー専門店「table」。レストランにカフェに拡大中

東京・池袋にある専門店「table」。エディブルフラワーの種から鉢植え、生花、フラワーソルト、ドライにしたエディブルフラワーなど、バラエティ豊か

古くから食用菊の酢の物や桜の塩漬けなど、食べられる花は存在しているものの、最近は、花のバリエーションが広がって、華やかさも一段と増し、エディブルフラワーとしてブレイク中ですね。

東京・池袋にある商業施設「WACCA」内には、エディブルフラワーの専門店「table」もあって、「食べられるお花」というパネルに、女性たちが次々吸い寄せられています。

誰でもできる!エディブルフラワーのおそうめんと氷

正直、花に味があると思っていませんでしたが、店頭の鉢からプチッと摘んだ花や葉を試食させてもらうと、ベゴニアは肉厚でシャキシャキとしててちょっと酸味があるし、ナスタチュームはわさびのようなぴりっとした辛みがあって、一つひとつ特徴があるのにビックリ。

こちらは専門店と言うだけあって、品揃えがとても豊富。

彩りがキレイなビオラを飾りにした米粉のクッキーやドーナッツ。花を潰さないようにドーム型になったパックに入った「彩り生花」(12輪入り500円)

若い女性に売れているのは、エディブルフラワーを装飾に使ったクッキーやドーナッツなどの焼き菓子類。30代、40代以上の大人の女性には、アイデア次第でお料理に使うことができる生花のパック「彩り生花」や、乾燥させた食用花をミックスした塩などの調味料類が人気のよう。

自宅で育てられるように鉢植えや、種、土、肥料まで売っています!

ガーデニングが好きな方には、鉢植えもオススメ。350円とリーズナブルです!

栄養価も高く、見た目にも美しいエディブルフラワーをもっと身近に楽しんで欲しいとの想いから、マーケティング会社のソフトストーンズが立ち上げたもの。その想いに共感した生産者の新潟県阿賀野市の脇坂園芸、料理研究家らと商品を開発しています。

ちなみに、食べられる花も観賞用の花も基本的には同じ。ただ口に入れるモノなので、農薬などは極力使わず、とても手間ひまを掛けて育てているよう。

フラワーソルトは、おにぎりを握るときに使うと、華やかなおにぎりに変身。スタッフの方がみんな勉強熱心なので、いろいろな楽しみ方をアドバイスしてくれるのも感心です

池袋の他にも、さいたま新都心のcocoon2に8月末まで出店しているほか、7月からは東京・日本橋のレストラン「Edit!table」でエディブルフラワーを使った料理やデザートの提供もスタート。鳥取県境港にはエディブルフラワーのカフェもお目見えする予定のようで、その世界はじわりと広がっています。

お腹が一杯になるものではありませんが、気持がぱっと華やぐエディブルフラワー。自分流の楽しみ方を見つけてみては?

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橋本 伊津美

筆者:橋本 伊津美

流通ライター。1976年生まれ、明治学院大学卒業。女性ならではの視点で消費動向やトレンドをウォッチするライターとして活躍。FRANJAでは、有料記事で新連載「温故知新」を、また人気ブログ「橋本伊津美のトレンド小ネタ」(隔週金曜日)を連載中。その他、『日経MJ』(日本経済新聞社)、『日経レストラン』(日経BP社)、『地上』(家の光協会)など多数の流通小売業・サービス関連の新聞、雑誌で取材・執筆中