シンプルな中華まんが充実 『ローソン』

挽肉のペーストとような食感にペッパーのパンチが効いています。
挽肉のペーストとような食感にペッパーのパンチが効いています。

コンビニの冬の定番メニューと言えば中華まんとおでんです。気楽に買えるホットスナックとして、ちょっと小腹が空いた時に便利な中華まん。スーパ
ーで温めた状態で売られていることはほとんどありませんし、値段も100円台が中心でお手頃です。
コンビニの中華まんの構成としては、定番の肉まん、あんまん、ピザまんに高級具材のプレミアム版と、アニメやゲームとのコラボやかぼちゃなどの変わり種を使ったキワモノ系で成り立っていますが、この定番系がどれだけ充実しているかで評価が分かれます。

見た目に粗く挽いた肉と玉ねぎが分かる、王道の肉まんです。
見た目に粗く挽いた肉と玉ねぎが分かる、王道の肉まんです。

今回向かったのは、昼前の埼玉の県立高校前にあるローソン。中華まんの什器は温めるだけで、蒸し上げることは出来ないので、販売ピークの20分
位前から仕込むので、それに合わせて出かけました。

購入したのは、「肉まん 120円(税込)」「極上肉まん170円」「釜焼きチャーシューまん 160円」「北海道小豆の粒あんまん120円」です。
購入した数だけ、おしぼりを付けてくれ、辛子の希望を聞いてくれたのは、中年の女性店員が中華まんを食べるシーンを良く理解しているという事。
持ち帰る際には専用の袋をテープで止めるのですが、時間が立つと皮の表面がふやけるので、すぐに食べるというと、テープ止めをせず、適度に湯気が抜けるようにそっとレジ袋に入れてくれた気配りに再度感動を覚えました。

釜焼き感はありませんが、中華街のチャーシューまんに似た味付けです
釜焼き感はありませんが、中華街のチャーシューまんに似た味付けです

肝心の味は、肉まんは三種部位とありますが、細かくペーストの様な食感の中華まんです。極上肉まんはこの肉の食感を活かすべく、粗目に挽いたバラ肉
の存在感を高めていて肉まんの王道という感じです。釜焼きチェーシューまんは、甘味のあるタレでチャーシューを和えて、粘り気のある皮で包んだ中華街のチャーシューまんをモチーフにしたような仕上がりです。一方、粒あんまんは流行りのさっぱりとした甘さに仕上げた、中華まんというよりも日本の蒸かし饅頭のような餡で、中高年に受ける風味かも知れません。あとローソンにはあんまんのバラエティで北海道あずきのこしあんまんと、ごまあんまんがあるのですが、残念ながら、中華まんを大量に用意していたため、什器に置くスペースがなく、入手出来ませんでした。もっとも、気配りのいい店員さんが準備していたので、高校生にはあんまんの充実よりも、昼に向けて肉まんを充実させた方がいいという判断なのでしょう。

皮の密度の濃さと粒あんの固さは、昔ながらの蒸かし饅頭です。
皮の密度の濃さと粒あんの固さは、昔ながらの蒸かし饅頭です。

コンビニの中華まんは、おでんと同様に通年商品なのですが、季節性の高さから、ほとんどの店で夏のお盆明けに登場し、春分の日を境に惣菜などの品揃えに変わっていきます。
販売も10月の最大ピークを中心に、プレミアムや変わり種で売場に変化を持たせるのですが、定番の肉まん、あんまんの品揃えを充実させることで、昔からの中華まんファンに安心感を与えています。

採点星取表(最高★5
(1)品質とそれに対するコスパ ★★★★
(2)陳列方法やパッケージセンス ★★★
(3)品揃えの徹底 ★★★★

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今週の調査隊員

海東渉

日本のバブル時代に青春を送った最後の世代。“超”の付く仕事人間で、家庭を顧みなかったことが仇となりバツイチに。独り身ゆえに3食ともコンビニという日もあるほどのコンビニフリーク!シングル親父のコンビニ漫遊記を綴る。