FRANJA塾採録

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2016/12/26 公開

第7回 外食産業にしかできない “新しい価値”を追求しよう!

横川竟(よこかわ きわむ)
1937年11月1日長野県諏訪市出身。ファミリーレストラン『すかいらーく』を創業した横川四兄弟の三男。62年4月「ことぶき食品」を設立し取締役に就任、74年11月すかいらーくに商号変更して常務取締役に就任、79年4月専務取締役、80年子会社のジョナサン代表取締役に就任、2006年すかいらーく会長兼CEO、07年に社長に就任、08年8月にすかいらーくを解任され食の応援団として「きわむ元気塾」を設立。13年6月東京八王子市に『高倉町珈琲』をオープンし、14年4月に高倉町珈琲を設立し代表取締役会長に就任、現在に至る。レストラン業界を知り尽くした経営者として日本フードサービス協会会長(03年~06年)などを歴任。08年4月に「藍綬褒章」を受章

トーチ出版『FRANJA』は、2016年6月から紙媒体からWEB配信型に移行。これを第二の起業とし、会員(読者登録者)向け教育事業として年間10回程度の「FRANJA塾」を開催している。 日程が合わずに参加できなかった読者、途中から会員になった読者、さらには参加したが、文字で再度勉強したい読者のために、「フランジャ塾」の講演内容を載録する。 第1弾は2016年7月28日に開催した「フランジャ塾~第1回・第1部~」の横川竟氏の講演を毎週月曜日にお届けする

高倉町珈琲会長・きわむ元気塾会長 横川 竟

横川竟(よこかわ きわむ)
1937年11月1日長野県諏訪市出身。ファミリーレストラン『すかいらーく』を創業した横川四兄弟の三男。62年4月「ことぶき食品」を設立し取締役に就任、74年11月すかいらーくに商号変更して常務取締役に就任、79年4月専務取締役、80年子会社のジョナサン代表取締役に就任、2006年すかいらーく会長兼CEO、07年に社長に就任、08年8月にすかいらーくを解任され食の応援団として「きわむ元気塾」を設立。13年6月東京八王子市に『高倉町珈琲』をオープンし、14年4月に高倉町珈琲を設立し代表取締役会長に就任、現在に至る。レストラン業界を知り尽くした経営者として日本フードサービス協会会長(03年~06年)などを歴任。08年4月に「藍綬褒章」を受章

経営者は、いくら儲かったか以上に、儲かった金をどう有効に使うかが大切です。そしてお客さん、働く人、関係する方々にどれだけ貢献できたかで企業価値が決まる時代だとも言えます。日本的経営、つまりは農耕民族らしく地道で息の長い経営を取り戻すべきときです。短期的な儲けを狙い、誰かを犠牲にするような経営から、そろそろ脱皮しないといけませんね。

価格だけで売る企業は価格に足元をすくわれる

これからの外食ということで、“小型化”と“専門店化”の流れについては既にお話しました。それに加えてここ1年ぐらいで“価格破壊型”チェーンが生まれてきました。岐阜の餃子6個で99円のチェーン、福岡で菓子パン約80種類をどれでも100円で売っている店も話題です。新潟発で300グラムのカレーライスを200円で売るチェーンも東京で列をなしているそうです。『ドン・キホーテ』もちょい飲みバーを作り、ワイン一杯を80円から売り出しましたね。  まさに価格破壊です。ただし、この商売のやり方は、難しいことに挑戦しているのではなく、誰にでも出来る商売だからやる人がどんどん出てくるのです。

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フランジャ編集部

筆者:フランジャ編集部

フランチャイズ総合メディア『FRANJA(フランジャ)』の波多野陽子・編集長および編集スタッフが執筆。日本のフランチャイズに関わる日常的な出来事からトップ人事まで幅広く伝える内容で、フランチャイズ産業界の動きが知りたい方必読