フジオフードがダスキンからどんぶり専門店「どん」の買収など積極投資続く

大衆食堂『まいどおおきに食堂』や串カツの『串家物語』などをフランチャイズ(FC)展開しているフジオフードシステム(本社・大阪市北区、藤尾政弘社長)は、丼店『ザ・どん』などをFC展開しているダスキンの子会社であるどん(本社・大阪府吹田市、喜多見雅社長)を買収した。

フジオフードはこれまで海鮮丼中心の業態の『ザ・どん』から様々な丼ものを用意する新業態に転換し、収益の改善、出店拡大を目指す。どんの全株式をダスキンから取得したもの。株式取得額は非公表。

どんはザ・どんのほか、おひつでご飯を提供する『四季五感』を展開しているが、商業施設内を中心に直営3店、FC27店の30店を擁している。約10年前の05年3月期には約100店あったが、競争が激化したことなどから収益が悪化、閉店が続いていた。

フジオフードは現在人気を博しているローストビーフ丼など様々な丼料理を販売する業態に転換する考えで、大阪市内の直営店を刷新。立地に合わせて提供する商品を変えるなどして、現在1店当たりの売上高を200万円引き上げ、収益体制を構築する。

また、フジオフードは和食店の『湯葉と豆腐の店 梅の花』の店舗展開を行い、テイクアウト事業として、巻き寿司・いなり等の販売店『古市庵』、和総菜・弁当の販売店『梅の花』を展開している梅の花(本社・福岡県久留米市、梅野重俊社長)と資本業務提携を締結した。

 

資本提携はフジオフードが梅の花の株式を4.94%、梅の花がフジオフード株の3.56%を持ち合う内容で、食材などの共同購入、セントラルキッチンの相互活用などを目的にし、お互いに企業価値を高めていく計画。

 

フジオフードは今年2月に中期経営計画「FUJIO40」を策定し、「はらドーナッツ」の子会社化、辛子明太子の「博多ふくいち」の35%の株式取得など、積極的にM&Aを実施する一方、『ホノルルコーヒー』、サラダ専門店『サラダストップ!』などの新業態を拡大中だ。

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フランジャ編集部

筆者:フランジャ編集部

フランチャイズ総合メディア『FRANJA(フランジャ)』の波多野陽子・編集長および編集スタッフが執筆。日本のフランチャイズに関わる日常的な出来事からトップ人事まで幅広く伝える内容で、フランチャイズ産業界の動きが知りたい方必読